わたしとコーヒー
みなさんこんにちは。
暑さ寒さも彼岸までといいますが、まだまだ半袖で過ごす毎日。
週間天気予報をみていると、今週末から少しずつ気温は下がっていくようですね。
台風が近づいていることもあるのでしょうが、一雨ごとに少し秋に近づいていくように思います。
季節の変わり目ですね。
真夏の暑い日には、氷のたっぷりはいったアイスコーヒーが飲みたくなるのですが、最近はホットコーヒーを飲むことが増えました。
同じ豆を使っていても、アイスコーヒーとホットコーヒーだと全然風味が変わるので、その時の気分で暑くてもホットコーヒーを選ぶこともあるのですが、どんな時でもコーヒーは美味しいし、美味しい!と感じながら落ち着いて飲む瞬間こそが幸せです。
我が家ではコーヒーを飲むタイミングがだいたい2回あります。
朝食の後と、夕食の後。食後が定番です。
朝飲むときも夜飲むときも、コーヒーを飲みながら家事はしないと決めています。
というよりも、無理やりコーヒータイムを座る時間にしています。
今でもついやってしまうのですが、せっかくコーヒーをのんでほっと一息つきたいのに、ついつい飲みながら時計を見て「食器片付けないと」とか「洗濯物終わったな、干さないと」とか「もうこんな時間!明日も早いし何時までに片付けて寝る用意をして仕事の用意して・・・」などと家事のことを考えてしまって、ちっともコーヒーを味わえていないことが多々ありました。
自分から主人に「コーヒー飲む?」と聞いておいて、後片付けをしないといけない焦りがあって、せかせかした気持ちになっている自分がいました。ゆっくりしたいのかさっさと片付けたいのか・・・自分で矛盾していることに疲れていました。
コーヒーは冷めてしまったら美味しくないですし、時間が経つと風味が落ちて酸味も強く感じてしまいます。それなのに、コーヒーを飲みながら家事をしていました。
洗い物をして一口、棚になおして一口、シンクを洗って一口・・・。
きっと、目の前をそんな風にうろうろされて、主人もほっとできなかっただろうと思います。(ずっとゲームをしているのでどう思っているかわかりませんが・・・笑)
少なくとも私がもしお客さんとしてその場にいたら、とても落ち着けないなと思いました。
それに精神衛生上よくありません。つい追い詰められたような気持ちになりますし、余裕がなくなります。
何時までに寝たいという気持ちや、何時に出かけないといけない、という動かせない時間のボーダーラインは、意識しすぎると今度はかえって自分を追い詰めるので、コーヒーを飲んでいる間はどれだけ家事が溜まっていようが座って飲むことを心がけるようにしています。
座ってコーヒーを味わう。一緒に本を読んだり、手帳を開いたり、夫婦で会話したり。その方が主人と飲むコーヒーを美味しく感じられるし、コーヒーを飲みながら本なんか読んじゃったりして・・・ちょっと余裕があるじゃない?みたいな、得意な気持ちにもなれます。何故なのかそのほうが、飲みながら家事をこなすよりも、飲んだ後ささっと気持ちに余裕を持って片付けができるんです。
もともと自分はマルチタスクが苦手です。処理能力が低いので、頭がパンクしてしまうタイプです。だからこそ自分で自分に余裕があるかのように思い込ませる行動って大事なのかな、と思っています。
そんな我が家のコーヒータイムを作ってくれているのは、HARIOの手回しコーヒーミルとコーヒードリッパーです。
手回しミルは、よく夫婦で公園に出かけてお外コーヒーをする際、持ち運びしやすいのでこの細形を選びました。
ちょっと細くて、2杯分の豆を挽くのは大変なのですが、ゴリゴリと手に伝わってくる感触が大好きなので、電動ミルにする予定はありません。
自分で豆を挽くメリットは、何より香りです。
お豆の状態の香り、挽いている時の香りと音、挽きたての香り、お湯を注いだときに立ち上る香り・・・
コーヒーの香りのおかげで、深い呼吸ができるような気がします。
そして、以前はタイガー魔法瓶の立派なコーヒーメーカーを使っていたのですが、やはり飲む分だけを作ってすぐにいただくのが美味しいので、ペーパーフィルターをセットしてお湯を注ぐだけのシンプルなドリッパーに去年買い換えました。
自動で暑いお湯が落ちてくるあのゴボボボ・・・という音も好きなのですが、自分でお湯を注ぐときにできるあのモコモコとしたコーヒー豆を見るのが好きです。
豆は近所にスタバとKALDIがあるので両方よく利用します。最近はKALDIの豆にハマっていて、ハロウィンブレンドと定番のマイルドカルディをそれぞれ200gずつ豆のまま購入して、飲みたい分だけ毎回豆を挽きます。
ハロウィンブレンドは一袋飲みきって、リピートです。酸味が少なく、ナッツのような香ばしい香りがしてとても飲みやすく美味しいです!
今KALDIでは、豆を二種類購入するとコーヒージャーニーパスポートというものを作ることができます。
中にはこんな風にKALDIのコーヒー豆全種が掲載されていて、購入した種類のお豆のところにスタッフの方がスタンプを押してくださいます。
違う種類の豆を10種類購入するごとに、プレゼントや割引特典があるそうです。
今もあるのかわからないですが、以前スタバでも同じようなものがあって、当時は全部制覇したので制覇した記念ステッカーのようなものをもらいました。
いろんな味を試してみたいと思っていたので、いいきっかけになりました。
今まで定番しか買っていなかったので、割引や特典よりも新しい味に出会えるコーヒーパスポートはすごく好きです。
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私にとってコーヒーを飲んでいる間は休息、飲み終わりはさあやるぞ!のスイッチ。
生活の緩急を手助けしてくれています。
なんでもいっぺんにやろうとすると、うまくいかないものですね。
皆さんにとってのコーヒータイムが素敵なコーヒータイムでありますように。